ジャワ島の観光案内

地図:ジャワ島の観光案内

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世界遺産に登録されている遺跡が数多く残る、政治・経済の中枢

1万数千の島々からなる群島国家、インドネシア。その中心となるのが首都ジャカルタのあるジャワ島です。島内の他地域からだけでなく、他の島からも多くの人が移り住み、現在ジャワ島の人口はインドネシア全体の6割を占めています。政治、経済の中枢として繁栄を続けながらも、ボロブドゥールやプランバナン、サンギランなど世界遺産に登録されている遺跡が数多く残され、民族性に富んだ王宮文化の美しさを今なお色濃く継承しています。

中部ジャワについて詳しい日本語情報サイト:中部ジャワ観光局情報

ジャワ島の文化について

舞踊

ジャワ島の舞踊は、ワヤンクリットと呼ばれる古典の影絵人形劇が主流で、通常は明け方まで一晩かけて上演されています。ラマヤナ、マハーバラタなどのレパートリーがあり、特にジョグジャカルタの宮殿舞踊はジャワ舞踊の中で最も洗練された崇高な舞踊です。

ワヤンクリット(影絵人形劇)

音楽

ジャワ島のガムランの楽器には、主に青銅が原材料に使われています。具体的には青銅製の鉄琴、銅鑼などに分類されています。数あるガムランの中でも青銅製のものが最も音が美しいとされています。

写真:ガムランを演奏する人

インドネシアさらさ(バティック)

「Batik(バティック)」は、インドネシアを伝統の布で、下記の一連の作業を繰り返して行うことで、深い味わいがある文様を染め上げていくろうけつ染めのことです。

  1. 染色しないところに「ろう」をのせる
  2. 染色すり
  3. 「ろう」を除去する

日本では「インドネシア更紗(さらさ)」という名称で親しまれており、インドネシアの伝統工芸と言えます。

2009年10月より世界無形文化遺産に登録されました!

写真:インドネシアさらさ(バティック)

歴史、遺跡

ジャワの歴史は、100万年前のジャワ原人に起源を発し、ヒンドゥー系民族の移住、ヨーロッパ、中国文化の影響を受けながら独特のブタヴィ文化を造り上げました。その長い歴史を反映した多くの遺跡が世界遺産に登録されています。

写真:遺跡

世界遺産について

ウジュンクロン国立公園

ウジュン・クロン国立公園は、ジャワ島西端のウジュン・クロン半島とその周辺の島々からなる世界遺産に登録された国立公園です。低地熱帯雨林地帯に属し、生い茂る熱帯性植物や、絶滅危惧に瀕するジャワサイやワニ、水牛などの野生生物が生息しています。

写真:ウジュンクロン国立公園

ボロブドゥール

中部のケドゥ盆地に所在する大規模な世界最大級の仏教遺跡。インドから伝来した仏教が、南の果てのこの地で高度な芸術文化として開花し、ボロブドゥールはその偉大な石造遺跡の象徴として、世界にその名を轟かせています。

写真:ボロブドゥール

プランバナン

およそ5km四方にわたって、いくつもの遺跡が残る巨大な寺院群。ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級で、仏教遺跡のボロブドゥールと共にジャワ島の仏教建築の最高傑作の一つに数えられています。

写真:プランバナン

サンギラン

サンギランは、ジャワ島の中東に位置し、ソロから北に約20kmの場所にあります。サンギランでは、ジャワ原人の頭蓋骨やマンモスの牙など多くの化石が発掘され、考古学的にとても重要場所で、世界文化遺産にも登録されています。

サンギランで発掘された化石などの一部は、サンギラン博物館で公開されており見ることができます。

写真:サンギラン

ジャワ島のアクティビティについて

サーフィン

ジャワ島西部

西ジャワの海岸にはよく手入れをされたサーフィンスポットがあります。最も人気があるのは、スカブミから近いブラブハンラトゥの漁村のチマジャビーチ。首都ジャカルタから約3時間のところにあるこの地域は、よく知られた人里離れたビーチで、宿泊施設が整えられ、美しい手付かずの田園に取り囲まれています。

波はあまり頻繁に起きませんが、現地でサーフィンを楽しむ人の数は増えてきています。5月から10月にかけて波が最大になるチマジャビーチのうねりは最高です。

アクセス
ジャカルタから車で約3時間

写真:サーフィン