パプアの観光案内
外部の影響から隔離された数多くの種族が暮らす地域
以前はイリアンジャヤと呼ばれていた西パプアはインドネシアの北端に位置し、世界で2番目に大きな島、ニューギニア島の西半分を占めています。標高5,050mもあるインドネシアの最高峰ジャヤ峰をはじめ、島には縦にも横にも山岳が走っており、その頂は1年中雪に覆われた深い渓谷。その険しい環境によって、外部の影響から隔離された数多くの種族を生み出しました。
パプアの民族・伝統について
裸族ダニ族
内陸部で最も有名な種族であるダニ族は、ペニスケースや腰ミノだけを身につけて生活している裸族です。体の一部に色の付いた土の点をつけて悲しみを表現する、というユニークな風習を持っています。
世界遺産について
ロレンツ国立公園
ニューギニア島の西部に位置するロレンツ国立公園は未開の地と言われ、どのような種族が住んでいるか未だにすべて確認されていません。近年、公園近くの鉱物資源開発が始まったため、地域の自然を守るために世界自然遺産に登録されました。